トーメーブログ:トコジラミ駆除は、「駆除して終わり」ではない!
2021年4月の記事一覧
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トコジラミ駆除の過去情報
前回のブログから、気が付くと約半年になりました。"(-""-)"
2019年は例年と違い、毎月ではなく、毎週、トコジラミ駆除の調査・施工に走り回っている営業施工担当の當銘です。
ブログも放置している間に、ブログネタが出て来ては、私の中で旬を過ぎていくものがまってきました。その内の1つご紹介です。
さて、本日のお話は、『前回のブログの事例4』の続きのお話です。
(事例4)
ある不動産業者様からのお問合せ。ある部屋にトコジラミが大量発生して、入居者様に出ていってもらって、空家の状態にした後に、業者さんに数ヵ月前から駆除に入っているもらっているんですけど、本当に駆除できているのか心配で、バルサンをしたら、毎回、死骸が転がるんです。だから、本当に駆除できているのか分からなくて、入居後のトラブルが怖くて、貸せなくて困っているんです。で、施工してもらった業者さんに聞いてみたら、トコジラミ駆除をあまり施工したことがない様子で、こっちまで不安になるんです。どうしたらいいでしょうか?
実は、この時、この不動産業者様は2つの建物で、トコジラミが発生しており、上記業者Aに駆除作業を行ってもらっていたものの、一向に収まるような気配がない為、半年間程、売り止めにしている状況でした。そこで、違う業者に駆除作業をしてもらおうということで、1つの建物は、弊社に、もう一つの建物は他社(業者B)でしてもらうことにしていました。
で、今回のお話は、他社(業者B)が施工を行った建物についてです。
というのも、この建物の室で駆除作業を行った業者Bより、『駆除完了しましたので、改装工事を行って頂いて大丈夫ですよ』とのことで、不動産業者様は、改装工事に入りました。その改装工事終了後、おそらく大丈夫だろうけど、一応、トコジラミトラップを置いて、本当に居ないのかの確認をしたそうです。
5日後くらいに担当者がトコジラミトラップを見に行くと、
担当者『ん???なんか、はいってるやん...????しかも、なんか、見たことあるぞ・・・・』
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担当者『そや、電話しよ』
担当者『トーメーさん、大変申し訳ないのですが、トーメーさんにしてもらった建物じゃない方の部屋が、ようやく、リフォーム工事が終わったんで、一応、トーメーさんに頂いたトコジラミトラップを置いてみたんですけど、なんか虫みたいなものっていうか、トコジラミっぽいんですけど、これって、トコジラミですか?』
私『ん?あの時、業者さんが入って駆除されたんですよね?で、リフォーム工事も終わってるんですよね?でトラップに何か入っているんですか?とりあえず、そのトラップ、私の方まで、送って頂けますか?』
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トコジラミトラップが翌日到着
はい、1秒かからず。判定終了。
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私『担当者さん、もう一度、確認しますけど、リフォーム後にトラップを置いたんですよね?トコジラミで間違いございません。』
担当者『ええ、間違いなく、リフォーム工事完了後に置きました。申し訳ないんですけど、トーメーさんで、駆除作業入ってもらうこと可能ですか?』
私『承知致しました。作業手配させていただきますね』
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駆除作業当日
綺麗にリフォーム工事は完了していました。
今回のミッションは、リフォーム後のお部屋を汚さず、完全駆除を行い、安心して貸せる状態にしてほしい。
はい、うちの得意分野です(*^^)v
ですが、この後、反省する事態が訪れるとは・・・・。
私、頑張りました。
押入内、室内、エアコン、コンセント内、カーテンレール等々、隅々まで見ました。
集中力MAXでやりました。
なんていうんでしょ、なんか燃えるじゃないですか(笑)
テンション上がっちゃって!
でもね、施工を進めていくでしょ。するとね・・・。
なぜ、あの状況(リフォーム前に見てたので)で、ここがノーマーク(未施工)になってるん?( ゚Д゚)っていうのが、いくつかありました。
特に『!!!!!( `―´)ノ』ってなったのが、ドアのパッキンの中に、成虫・幼虫の死骸や卵が山ほどあるやんけ。推定100匹以上。出来るだけ、傷めずに施工を行いたかったのですが、どうしても、壊して外さないと処理できない部分があったので、担当者に連絡し、外す許可を頂きました。
この点は、本当に担当者に謝りましたが、でも想定通り、卵がびっしりでした。
担当者『トーメーさん、謝らなくていいですよ!でも、こういう所の卵、見つけるなんて、さすがっすね!』と言って頂けましたが、実は、これが最善だったのか数日経った今でも自問自答中です。
多分、私、初めてです。トコジラミ駆除で、少しですけど何かを壊してまで作業をするのは。
確かに、スチーム処理で、駆除処理することは可能だったと思います。
しかし、死骸の回収が、このトコジラミ駆除では、大切なんです。
数匹の死骸であれば、お客様も、取り残しかな?と思ってくれます。
でもね、二桁以上の死骸が出てくると、
『ほんまに、駆除出来てるんか?』になるんです。
私が思うトコジラミ駆除とは、
『空間からの駆除は当たり前、
頭の中から、心の中からのトコジラミ駆除』なんです。
だから、今回は、死骸や卵を残すことが出来ませんでした。
≪本日の教訓≫
『空間からの駆除は当たり前、
頭の中から、心の中からのトコジラミ駆除』
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