どんどん被害が拡大していっているトコジラミ。それなのにあまり一般的ではありません。
それもそのはず、一度国内では根絶した虫なのです。
そんなトコジラミを少しでもご存知いただくために情報をまとめました。
トコジラミはダニと間違われますが生態など異なり厄介な害虫です。
ほとんどの方が名前も生態も知らない
トコジラミはこんな虫です。
トコジラミ1匹の成虫の期間は大体3ヵ月~半年。
(この期間は環境や温度によって大きく変わりますのでご注意ください)
その期間中に毎日5~6個の卵を産み続け、生涯で約200~500個産卵します。
そして卵からふ化して約1ヵ月ちょっとで成虫になります。
卵を産まない期間は産む期間に比べ短いので驚異のスピードで繁殖していきます。
トコジラミは飛ぶことが出来なく歩行での移動になるため活動範囲は狭く、
普段は意外と身近な隙間に隠れています。
そして夜、寝静まった私たちの体温や二酸化炭素を感知して忍び寄り、
吸血し再び元の場所へ隠れます。刺された跡もダニの刺され跡に
そっくりなので虫の姿を見ていない分ダニと思い込む方がほとんどです。
実はトコジラミは強力な殺虫剤の散布により一度日本から絶滅しました。
しかし海外との交流も盛んになり人体の影響を考え当時ほど強力な殺虫剤が
使われなくなってしまった今、国外からやってきたトコジラミが増殖しています。
殺虫剤を使いすぎたゆえに薬剤に抵抗をもったトコジラミがいます。
それらはスーパーナンキンムシ(南京虫)と呼ばれています。
普通のトコジラミと見た目は変わらないので厄介です。
外国では大手衣料品店やスポーツ店が次々と臨時休業に追い込まれてしまいました。
ここ10年の間に全国的にトコジラミが
蔓延しています。
近年海外・国内ともに急増し、
ホテル・宿泊施設や一般住宅にも広がり
特にホテル・宿泊施設は信用の失墜と
経営的損失も甚大でその被害は深刻です。
トコジラミが吸血の際に注入する成分の
アレルギー反応で激しいかゆみを引き起こします。
ただし1回目はかゆくなりません。そのため、
発見が遅れてしまうのがほとんどです。
言葉では言い表せないしつこく続く激しいかゆみで、
寝ている間も無意識で掻いてしまうほどです。
あまり馴染みのないトコジラミを完全に根絶するのは無駄な時間と費用を
かけてしまうだけです。心身ともに疲れ切ってしまう前に
トコジラミ駆除のエキスパート、トーメーへご相談ください!
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約5~8mm
半年~1年半ほど。
飢餓状態でも
6ヵ月生きることもある。肌が露出している部分を
刺す。初めて刺された時は
痒みが出ない。
燻煙剤が効きにくいので
駆除がしにくい。 -
1mm以下
2週間~2ヵ月ほど。
肌が露出していない部分、
皮膚の柔らかいお腹など
よく刺される。
非常に小さいため
肉眼で見ることは不可能。 -
約2~4mm
3ヵ月~1年ほど。
飢餓状態だったら
1週間~1ヵ月生きる。犬や猫が原因で発生する
ことが多い。
昼間も活動しており、
ピョンピョンと跳ねる
ので目で確認できる。
トコジラミは本当に厄介な害虫です。
ご自身で駆除をしようとしても根絶は出来ません。
心身ともに疲れ切ってしまうだけです。
そうなってしまう前に私達に一度ご相談ください。